もうすぐ出産を間近に控えている次女。今回はそんな彼女のことを少し書いてみようと思います。
想定外なことが多かった次女の出産
帝王切開。
次女の出産方法は決まっていました。長女の時が帝王切開だったのでもれなく決定でした。
そんな彼女を出産するのには、想定外が二つあったのです。
一つ目は緊急入院&緊急オペ。
いつものように妊婦健診に行ってエコーをしていたら、先生が開口一番、
「微弱陣痛がきています。今から入院してください。」
頭が真っ白になりました。
受診に来たのに家に帰れないなんて…
家が病院のすぐ近くなのに…
帰らせて下さいと交渉してはみたのだけどダメでした。
今のようにスマホがあるわけではなかったため、近くの公衆電話で入院準備を持ってきてもらうことになりました。
もう一つの想定外は出産後保育器に入ることになったことです。
帝王切開は順調に進んだのだけど、
「肺に水が入っているので。」
看護師さんの言葉が今でも忘れられません。
2782gはサイズ的には未熟児ではないけれど、肺にお水が入ってるので、帝王切開だけでなく異常分娩扱いになりました。
小さな体との面会は、保育器が並ぶ物々しい部屋でした。
その部屋に入るためには衛生上、特別な衣装を着ないといけなかったのです。頭にシャンプーハットのようなキャップ、かっぽう着やマスク。コロナの検査着を想像して下さい。
保育器には手をいれる穴があり、我が子とここでナマの交流ができました。自分の子なのにどう扱っていいか戸惑いました。ほっぺについたゴムのあとや鼻に入った管が痛々しかったのを未だに覚えています。
それでも小さな体は頑張っていました!
保育器に入っていたため一緒に帰ることができず、私の方が先に退院しました。
そこで数日間、搾乳したお乳を病院に届けることとなりました。
母子手帳を読み直している次女
結婚する時に母子手帳を渡しました。
次女が私のつづった記録を読み返しているんだよって言ってくれました。
当時20代の私ができることといったら大したことはしていないでしょう。でも次女にとっては貴重な手帳のようです。ちょっぴりうれしかったです。
ネット社会は知識だけは豊富です。でも頭でっかちになってしまいがちなところもあります。時代が変わっても、本質が変わっていないところは参考にしてもらえたらと思っています。
おわりに
こうやって振り返ると、出産ってすごくドラマがありますね。
とにかく今一番願うことは、母子ともに無事で生まれてくれることだけです。
追記
2024年4月1日、元気な女の子が産まれました!母子ともに元気です!
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