父親とデート

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私の暮らし

ついに父親が帰ってきました!

そう、退院したんです!!!



院内でコロナになったため隔離され、リハビリがずれこみ、家族としてはヤキモキしてました。

それでも落ち着き大部屋を経ての退院となりました!

コロナの影響で面会時間の制限もあった中、近所の仲のいい人をはじめ(たまたま入院してて!)、別の同室の人と仲良くなりみんなで病気を乗り越えてたようです。

経過観察のために手術した病院へ行く日以来、私は父親と約2ヶ月ぶりの再会でした。

病室で履いていたサンダルが動きやすいから新しくほしいという要望。

以前買ったワークマンに行くことに。

ということで、デートスタートです!

靴屋さんにて

しかし残念なことに定休日でした。

そこで気を取り直して靴屋さんへ。

いつもよりスピードを落としたり、車の乗り降りにしても気をつかう。

これでも私気をつかってるんだよ、お父さん!

そんなことを心の中で思いながら車を走らせる。

到着後、どうやって介助しようか。

はじめは手をつなぐことも少し照れくさくって恐る恐るにぎってました(最後には危なっかしいので、ガッチリ密着して介助してましたw)。

広々とした空間には数々の靴。

杖をついて歩くのがやっとな父。

店員さんに今履いてるようなサンダルのコーナーを教えてもらい、イスを持ってきてもらった。

ソックスでもわかるほどくの字になった足。

一人では着脱ができない。

持っていたバッグもほったらかして、前かがみになり汗をかきながら父親の足にフィットさせていく。

履いては脱がせ、履いては脱がせ。。。

明るめなものを履きたがる父親。

長期入院していたからね。

それに応えて原色や蛍光色を選んであげる娘(といいつつも最終的には落ち着いた色におさまったが)。

仮合わせでよかったものは両側とも履き、その場で立ってもらい足踏みしながら履き心地をチェック。

どうにかキープしたところで、他の場所にも軽めのシューズがあると店員さん。

現在、室内で訪問リハビリが始まっている。

今後屋外でもリハビリがあるとのこと。

シューズは必要なため、父親はついでに買っておきたいようだ。

場所移動してからのフィッティング。

なんだかさえない。

さっきの方が良さそうなリアクション。

やっぱり本人が気に入ったものでないと!

また元のところに戻って最終決定をしていると、すかさず店員さん。

「他にも履きやすいものありますよ!」

冬場厚手のソックスを履くことを想定、インソールをつけた上でフィッティング。

ジャストフィット!!!

色は真っ黒のシューズになってしまったものの、即決になったのはいうまでもありません。

父親はイスに座ってもらってる間、私が代わりに会計しに一人でレジへ。

来月誕生日もあるし、長期間入院を頑張ったこともあるので退院祝いも兼ねてサプライズでプレゼントしようと試みました。

ところが断られちゃいました。

やっぱり父親には無理してること、見抜かれてました。

来月新たに何か本人が望むものを再チャレンジ!

帰り際

靴屋さんを離れ、上着が欲しいと言ってたんだけど今回は辞めておきました。

退院して初のショッピング。

相当エネルギーを使ったはず。

私も以前退院したての頃、気持ちがたかぶってあちこち行きたい病がありました。

だけど体がついて来ず疲れ果てちゃってグッタリ。

ということで持ち越しです。

次のデート決定となりました。

おわりに

幼い頃、父親とよく車に乗せてもらってました。

デートというほどのものじゃないけど(詳しくはまた次の機会ということで)。

大人になってからは、孫たちに席を譲ってました。

なんか久しぶりに懐かしかったです!

子供達も巣立ち、家庭をもって関係がまたガラッとかわりました。

病気を通じて再び近づいた親子関係。

不思議な感覚ですね。

これからもいっぱい親孝行していきたいと思います。

最後までご覧いただきましてありがとうございました!



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